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就労の土台となるスキルとは?(2021/11/23)

まず、こちらの図をご覧ください。
障がい者の方の就労支援に携わっている方ならば、一度は目にされたことがあると思います。

職業準備性のピラミッド
(独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構『2019年度版就業支援ハンドブック』より)

この図を見ても生活力に関連するスキルが就労を支える土台となっているのは一目瞭然。
就労スタートからが大事な土台なのに、働き始めるとこの部分をステップアップさせるための学び場が家庭になりがちで、親御さまの負担が大きくなってしまいます。

私も以前の支援員当時、関わっていた方々が働く中で課題となる面が、業務面よりも生活の中で継続的な改善が必要になることが少なくなかったため(障がい者の方の就労支援ではアルアルです)、
私もしばしば親御さまにご協力をお願いしておりました・・・

が、親子関係で日々の生活の中で、感情を出さずに冷静に教える、教えてもらう立場を維持するのは、案外と難しいのではないでしょうか。そうこうするうちに、グルっと1周して、元の状態に戻ってしまう、という状況に陥ることも見受けられます。
支援員も会社も、生活面に関連するような課題の改善には、結構悩みが深い状況があります。


この図の土台部分である生活力を第三者に教えてもらいながら、日々の生活の中で実践的にトレーニングができるのが、一般社団法人つなぐいっぽが運営する「Step(s)のがた」です。

土台を強化することで、就労生活を安定して継続していけるだけでなく、生活そのものが安定し、できることが増えて将来的には暮らし方の選択肢をも拡げられます。
将来のこととなると、「いつか」「そのうち」と先延ばしになりがちですが、10代~30代の若い年代のうちから”少しずつ”準備をしていくことをお薦めいたします。私たちも年齢を重ねてから新しい環境で未経験のことにチャレンジするのは、並大抵のことではありませんので。

チャレンジの選択肢は「Step(s)のがた」に限らず、親子間の距離を離してみる体験の場合には障害福祉サービスの【ショートステイ】や、2年間という少し長めの期間でグループホームの疑似体験をしてみたければ通勤寮などの【宿泊型自立訓練】などがあり、ニーズに沿って選んでいけば良いと思います。ただし、障害福祉サービスを受けるには「障害福祉サービス受給者証」が必要になり、諸々の手続きで場合によっては2ヶ月ほどかかってしまうこともありますが(東京都の例ではコチラ)、低コストでサービスを受けられるメリットがあります。

生活スキルを教えて貰いながら少しだけひとり暮らしの疑似体験をしてみたい方生活スキルを身につけたい方手続きを待ってられず今すぐチャレンジしてみたい方などは、「Step(s)のがた」での学びをぜひ検討してみてください。
2日間や7日間などのお試しコースだけでも、自己肯定感が向上された方もいらっしゃいます。
利用された方の感想コチラを、「Step(s)のがた」のサポート内容コチラをぜひ参考にしてくださいね。


「Step(s)のがた」は、発達障がいグレーゾーン軽度知的障がいの方を対象とした、生活力の学び場シェアハウスです。
企業等で一般就労をしている方の他、若者サポートステーションといった相談窓口で相談やプログラムを受講されている方などにも対象を拡げております。
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「Step(s)のがた」では、現地&オンライン見学会を実施しています。
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